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日商簿記2級 商業簿記 簿記独学どっとCOM

独学で資格試験に挑む、独学受験生のブログです。 日々勉強した内容をノート代わりに少しづつ記録していきます。 独学だとペースに乱れが出やすいのですが、毎日更新を目指したいと思いマス!

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●商業簿記・割賦販売●


 

割賦販売とは、商品の取引の際に代金の支払を一括で受けるのではなく、分割で受ける販売方法の事を言います。割賦販売は、売上を計上するタイミングにより2つの方法があります。
『販売基準』『回収基準』(割賦基準ともいう)です。

『販売基準』とは「販売(商品を引き渡)した時点で全額を売上に計上し、代金の回収ごとに売掛金を減少させていく」方法です。通常の販売取引と同じです。割賦販売ではこの『販売基準』が原則となります。『販売基準』で1つ気をつけなければならないのは、「割賦売掛金に対しても貸倒引当金を設定する」ということです。通常の売掛金と同じです。決算に掛かる問題のときは注意が必要です。

『回収基準』(割賦基準)とは「代金を回収するごとに売上を計上する」方法です。割賦販売では、代金の回収が長期に渡ることで貸し倒れの可能性が高くなります。そのため、収益の認識を慎重に行うために『回収基準』を採用する事も認められています。『回収基準』では対照勘定を用います。

試験では、問題文に「販売基準により売上を計上する」「対照勘定を用いる」などと書かれています。どのように処理するべきなのか問題文から読み取らないと、解っているのに点が取れなかったというコトになりかねないので注意ですねっ絵文字名を入力してください


●商品販売時●

・商品120,000円(原価96,000円)を毎月均等額3回払いで販売し、販売時に1回目の割賦金を現金で受け取った。なお当店では割賦販売収益は販売基準によって計上している。

(借)割賦売掛金 80,000  (貸)割賦売上 120,000
   現金      40,000


販売基準なので販売時に売上を全額計上します。あくまで売上の計上なので、商品の原価はこの処理には関係ありません。このとき、通常の売上と区別するために割賦売上勘定を使います。

残り2回分の残金を売掛金として計上します。このとき、通常の売掛金と区別するために割賦売掛金勘定を使います。
毎月均等3回払いの残金2回分なので
120,000円×2/3=80,000円

販売と同時に受けた1回目の支払分を計上します。
120,000円×1/3=40,000円


*販売基準の場合、「割賦売掛金」「割賦売上」は通常の「売掛金」「売上」勘定を使う場合もあります。試験時に使う勘定科目が決められている時は、必ずその指示に従って当てはまるものを使います。



では、コレを『回収基準』により計上するとどうなるでしょうか。

(借)割賦販売未収金 80,000 (貸)割賦仮売上 80,000
   現金         40,000    売上     40,000


回収基準ですので、実際に代金を回収した時点で売上を計上します。

これから回収する2回分の残金は未収金・仮売上として処理します。このとき、通常の未収金と区別する為に割賦販売未収金勘定を使います。仮売上は割賦仮売上勘定を使用します。

実際に支払われた1回分のみを通常の売上と同様に計上します。


*回収基準で使われる「割賦販売未収金」勘定は「割賦販売契約」「割賦販売売掛金」など、呼び方が色々あるようです。「割賦仮売上」も「割賦販売」勘定を使う場合もあります。試験時に使う勘定科目が決められているときは、必ずその指示に従って当てはまるものを使います。




●代金回収時●

・上記の割賦販売において、2回目の支払分を振り込んだと連絡があり入金を確認した。

(借)当座預金 40,000 (貸)割賦売掛金 40,000


販売基準なので売上はすでに販売時に計上されています。ここでは通常通りに売掛金を減らす処理をします。振込により支払われた2回目の金額を当座預金勘定に計上し、その分を割賦売掛金から減らします。


*販売基準の場合、「割賦売掛金」「割賦売上」は通常の「売掛金」「売上」勘定を使う場合もあります。試験時に使う勘定科目が決められている時は、必ずその指示に従って当てはまるものを使います。



コレを『回収基準』により計上すると

(借)割賦仮売上 40,000 (貸)割賦未収金 40,000
   当座預金   40,000    売上     40,000 


回収基準なので代金回収ごとに売上を計上します。販売時に計上している対照勘定の反対仕訳をします。入金分の反対仕訳をすることで未収金・仮売上を減らします。

入金確認の取れた2回目の分を通常の売上と同様に計上します。


*回収基準で使われる「割賦販売未収金」勘定は「割賦販売契約」「割賦販売売掛金」など、呼び方が色々あるようです。「割賦仮売上」も「割賦販売」勘定を使う場合もあります。試験時に使う勘定科目が決められているときは、必ずその指示に従って当てはまるものを使います。




*回収基準で使われる「割賦販売未収金」「割賦仮売上」等の対照勘定は、決算整理時には相殺し貸借対照表には載せません。




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●商業簿記・予約販売●


 

予約販売とは、あらかじめ代金(一部の場合もあり)を受け取り、発売日に商品を(残金と引き換えに)引き渡す取引のことを言います。
2級では試験に良く出るのでシッカリ復習ですグー!


●予約金の受取●

・セット販売の本の予約受付を開始し、50名から予約金を現金で受け取った。(本は10巻セット、販売価格は1巻3000円、予約金は販売価格の半額)

(借)現金 750,000  (貸)前受金 750,000


この時点では実際に販売していないので売上は計上しません。
予約金は、商品の内金(手付金)と同じ扱いになるので前受金勘定を使います。

販売価格は1巻3000円で10巻セットなので
3,000円×10巻=30,000円

予約金は販売価格の半額なので
30,000円×1/2=15,000円

予約客は50名なので
15,000円×50名=750,000円



●商品の引渡時●

・上記のセット販売の本の発売にあたり、残金振込みを予約者全員に案内し、入金の確認が取れた30名に対して本を発送した。

(借)当座預金 450,000  (貸)売上 900,000
   前受金   450,000


残金の振込みを案内して入金されたので当座預金勘定を使います。
販売時に売上を計上し、その分前受金勘定を減らします。

1巻3000円で10巻セットの商品を30名に販売したので
3,000円×10巻×30名=900,000円

予約金は販売価格の半額なので
900,000円×1/2=450,000円
(3,000円×1/2×10巻×30名=450,000円)

振り込まれた残金は販売価格の半額(予約金支払後の残金)なので予約金と同様に求められます。



・上記のセット販売の本の発売にあたり、残金の入金確認の取れていなかった20名の入金を確認した為、この20名に対して本を発送した。

(借)当座預金 300,000  (貸)売上 600,000
   前受金   300,000


先に入金確認が取れた30名と同様に計算・処理します。





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プロフィール

*karinko*

Author:*karinko*
簿記独学どっとCOMへようこそ!

独学による取得資格

日商簿記2級3級・初級シスアド・
証券外務員二種・秘書検定2級・
ビジネス能力検定2級・FP3級

今後も独学で頑張るつもりデス!


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